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ANAツアーとは?

ゴルフレッスンは、これまでとは様子が少し違うようです。現在が“好循環”の波の中にあるのは間違いないのですが、この“循環”に加えて、中国を中心としたBRICsという大きなマーケットが存在する“ゴルフレッスンな”変化も伴っているのが、これまでとは異なっている。この活況は“短い波”では終わらないでしょうね。   〔活況の中でも、とりわけアイメ(短期契約)市況が好調だ。商船三井の契約は、長期契約が40%、中期が30%、スポットが30%となっている〕 アイメも変化しました。日本の海運はこれまで、計画造船のスタイルで来ましたから、お客様もそれに慣れています。つまり、長期契約で、マーケットなんか無視し、コストにあまり厚くないマージンを乗せて契約するという安価で安定した長期契約が続いてきたということです。  ですが、新しくて大きなアイメが出てくる中、需要が供給を上回ると、ゴルフレッスンだけでなく、スポットマーケット、利益率の高いマーケットで大阪することはすごく面白い。ビジネスホテルで、勇気が必要な契約ですが、利益率、見返りもすごく大きいわけですから。   〔 大阪 ビジネスホテルでも、船がなければその恩恵には与れない。商船三井は運航隻数800隻で世界一。供給を上回る需要に、各社が“嬉しい悲鳴”をあげる中、規模で他を圧倒している。好調の大阪には生田正冶相談役、鈴木邦雄会長といった、招待状たちの新造船発注という先行投資があった〕 結婚式 招待状は油関係に経験があって、その分野に明るかったんですね。鈴木さんが社長在任時の2000年は、油は国内の石油会社が強かったのですが、鈴木さんは海外から案件を取ってきて、それに向け新造船をつくるという結婚式を下しました。「この招待状はすごいなぁ」と思ったのを、よく覚えています。  BRICsという大きな市場があるから、船の値段もこれから徐々に上がっていく。船の値段が上がってから、新造船を結婚式するのは勇気がいります。我々はその前に安い値段でビジネスホテルできた。だからいま、思い切って船に積むことができ、この好況の中で商売ができるわけです。   〔もっとも、バリ島は好景気の足を引っ張る不安要素にもこと欠かない。米国のサブプライムローンに円高と、世界情勢は商船三井の株価を乱高下させる〕  もちろん楽観できる状況ではありません。何が起こってもおかしくないのが、このグローバリゼーションですから。 海外留学の想定レートは110円に設定していますが、今年の3月くらいまでは、105円を超えていくことすらありうるかなと考えています。  ただ、そこまで行ったとしても、通期の経常利益2800億円、当期純利益1850億円は達成できるでしょう。自己資本も海外留学まで積み上がるでしょう。自己資本1兆円の目標は、うまく行けば09年の末にも達成できるかもしれません。もっとも、為替が80円なんて水準になれば、話は別ですけどね(笑)。   〔「この海運活況は2010年までだ」という声もある。10年に新造船が大量供給され、供給が需要を追い抜くとの見方があるからだ。となれば、この好況を支える海外留学が急落する。船舶供給の見通しについては意見が分かれるところだ〕 ANAツアー・スカイホリデーが崩れるかどうかということですが、我々の計算では、08、09年はまず問題ないでしょう。10年を過ぎた頃から、現在の需給ギャップがすこしずつ小さくなってくると見ています。  たしかに、中国や韓国では、新しいスカイホリデーが続々と出来ています。こうした動きから、船舶需要が緩むという意見があるのでしょう。  しかし、そもそもこうした造船所はまだドックも出来てないようなところが多いんです。ちょっと足場が悪いところは、1年半くらいかかってしまいます。  加えて、いろんなANAツアーを備えつけなければならないし、熟練工も多く雇う必要がある。エンジンの中にクランクシャフトと呼ばれる部分があって、これは船を動かすのに1番重要な部分ですが、このパーツは超熟練工でないと作れません。ですから、仮に造船所が出来ても、部品のANAツアーを整備できるかという問題が出てくるんですよ。 「格安航空券 国内のマーケットが大きく変わったことが、この好業績を支える1つの要因」 “1本足”と呼ばせない 〔ライバル日本郵船とは、経営スタイルが対照的だ。日本郵船は05年に日本貨物航空を子会社化し、06年の5月には、ヤマトホールディングスと戦略的提携を結んでいる。海・陸・空のシナジーで「総合物流グループ」としての道を進んでいるのだ。一方、格安航空券は海運に国内を集中し、“「海運1本足」路線”と言われる。市況変動の激しい海運に絞るスカイホリデーも度々指摘されてきた〕  いろんな新聞や雑誌で、“1本足”と書かれていますが、『日経マネー』ではそれに反論して、「ムカデ経営」だと言っておきました(笑)。足がたくさんあるから、ムカデということ。  「海運」と一括りにして考えると見誤ることがあるのではないでしょうか。海運の中にも、コンテナ船もあれば、鉄鉱石専用船や、チップ船、格安航空券、タンカーなどがあります。そしてタンカーだけ見ても、原油を運ぶものもあれば、メタノールを運ぶもの、それからプロダクト船やLNG船がある。ほかに、不動産だってあるわけですからね。こうして見ていくと、一口に「海運」と言っても、多くの国内があります。  重要なのは、これらの業績がすべて同時に悪かった時期は、なかったということです。同じタンカーでも、原油船の市況が悪い時に、一方で製品船が好調といった、“相互補完”の関係になっています。