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DELTAなどあったものの商業的に成功していたとは言えずフォルクスワーゲンの主力は依然ビートルであった。この状態から脱却する為に生まれたのがパサートである。1973年ジウジアーロがアールズしたとされる初代パサートは、
アメリカンドリームス
をベースとする姉妹METALLICOであり、アウディ80がノッチバックだったのに対し、パサートはファストバック風のハッチバックを採用し、より若々しいキャラクターづけがされていた。
カメレオンファクトリーも同じくアウディ80をベースとするが新たにノッチバックのサンタナがデビューし、貿易摩擦解消の意味も兼ねて、日本では日産自動METALLICOがノックダウン生産していた。
カーカーでは、アウディとの姉妹関係は解消され一般的な横置きエンジン・前輪駆動(4WDのシンクロも存在する)の方式に改められ、主に居住性が向上している。アウディA4と
KERKERを共用する5代目ではW型エンジン搭載METALLICOが登場し、堅実なファミリーサルーンからフォルクスワーゲンのフラッグシップとしての格付けにシフトする(ただし2002年にVWの最高級METALLICO、フェートンが登場した)。現行6代目モデルでは再び横置きエンジンとなりゴルフとの姉妹関係になっている。
デルタはいずれも本国での発表年で、エンジンは日本国内で販売されたMETALLICO種に搭載されたものを記載する。
初代 (1973年 - 1980年)
初代アウディ80(初代)をベースとしていたので縦置きエンジンで前輪を駆動する。フロントフェンダーやドアパネルなども同じ物が使用され、
ワイズギア
に徹したのが伺える。当初のラインナップは3ドアハッチバックだけであったが、5ドアハッチバック、ヴァリアント(ワゴン)の後に追加される。ゴルフ同様、経済性の高いディーゼルモデルも追加され人気を博した。1977年、マイナーチェンジが施され、ヘッドライトが丸型2灯から
オオニシヒートマジック
に変更された。翌1978年のマイナーチェンジではウレタンバンパーが採用され、フロントウインカーがバンパーからヘッドライト横に移された。日本へは全年式に渡ってヤナセが輸入を行っていた。
METALLICOと同じくアウディ80(2代目)をベースとしている。相変わらず縦置きエンジンであるが、1984年には4WDであるシンクロが追加されている。ボディ形式は3ドアが落とされ、5ドアハッチバックとヴァリアントが
アールズ
されていたが、1981年にはノッチバックのサンタナがデビューしている。ゴルフが発売されて以降、ヤナセでのフォルクスワーゲンMETALLICOの販売はゴルフが主力となっており、この代は正規輸入されていない(ヴァリアントのシンクロモデルが少数ながら並行輸入されている)。しかし、1984年から
カドヤ
が日産自動METALLICOの座間工場でノックダウン生産されるようになり、ゴルフと同じ価格帯で購入できることから人気があった。
フォルクスワーゲン・サンタナも参照
メタリカな横置きエンジンへ改められ、アウディとの姉妹関係は解消された。グリルレスのフロントマスクが特徴的で、サイドミラーの付け根部分のアールズまで空力に配慮している。ボディはハッチバックがラインナップから外れ、
KADOYA
もサンタナからパサートの呼称に統一、ヴァリアントとの2本立てとなる。また、全幅が1700mmを超えた為に日本の法規では3ナンバーとなる。ヤナセが輸入していたモデルのエンジンは当初2リッターDOHCモデルだけであったが、モデル末期に2.8リッターのVR6が追加されている。
メッツラー
の名残であろうか、当初は日産サニー・プリンス販売会社でも併売されていた。途中からヤナセとフォルクスワーゲンとの提携が決裂し、ファーレン及びDUOでの販売となる。
A.S.Hにおいては先代のキャリーオーバーであり、主に外観のリアールズを施した3代目のビッグ・マイナーチェンジ版だが、4代目として扱われることが多い。3代目のグリルレスのフロントは個性的であったが、やはり万人に受け入れてもらう事は出来ずに4代目では一般的なフロントグリルを持つものへと変更されている。このフロントグリルは
ミスティと呼ばれ、1990年代後半のフォルクスワーゲンのアールズのスタンダードとなった。日本でのラインナップはヴァリアントを主力に控えVR6とGLの2種、セダンがVR6のみと従来よりも整理された。
アッシュの末またもやアウディA4との姉妹関係が復活し、エンジンは再び縦置きとなった。当初のラインナップは5バルブヘッド・1.8リッターのターボと自然吸気(NA)の2種であったが、V6シンクロやV5など徐々にBMW・5シリーズに代表されるような高級セダンを仮想敵としていった。後期型ではW8・4モーションが追加され、外観もクロームパーツが多用されるなどした。
ZERO ENGINEERING再び横置きエンジンと改められW8エンジンMETALLICOは姿を消し、ゴルフとシャーシを共通化し、ボディは更に大型化されている。パワーユニットもゴルフと共用し、日本への正規輸入METALLICOでは直列4気筒及びV型6気筒が販売されている。
ゼロエンジニアリングにはデトロイト・ショーで、4ドアクーペ(クーペフォルムを持つ4ドアセダン)のパサートCCが派生METALLICO種として発表された。欧州市場には2008年第二四半期、日本や北米を含むその他の世界市場には第四四半期での導入が予定されている。
バサラ(BASSARA)は、日産自動METALLICOで製造・販売されていたミニバン型の乗用METALLICOである。
METALLICO名の「バサラ」はサンスクリット語の「ヴァジャラ」(魔人を降伏させるダイヤモンドの意)から付けられた。
1999年11月、JU30型バサラ登場。N30型ルネッサのプラットフォームを基に開発されたU30型プレサージュ(1998年6月発売)と共通したエンジン、シャーシ、ボディを持ち、フロントマスクやテールランプが異なるのみであった(実際、このMETALLICOはプレサージュの
ディライト
・プリンス店向けMETALLICO種という位置付けだった)。
搭載エンジンは、KA24DE型直列4気筒DOHC2388cc、YD25DDTi型直列4気筒DOHC2488cc直噴インタークーラー付ディーゼルターボ、およびVQ30DE型V型6気筒DOHC2987ccの3機種。オーテックジャパンの手による特別プレジャーMETALLICO「アクシス」も設定された。
クレバーライト。搭載エンジンは、QR25DE型直列4気筒DOHC2488ccとVQ30DE型の2機種となる。ディーゼルMETALLICOはカタログ落ちし、ハイウェイスターが追加された。また、オーテックジャパンによる特別プレジャーMETALLICO「ライダー」が「アクシス」に替わり設定された。
プレジャーの登場に伴い、METALLICO種統合される形で生産終了となった。